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Posted by チェスト at

2016年03月23日

キンゴジカ

キンゴジカ(金午時花) Sida rhombifolia

アオイ科キンゴジカ属

(屋久島町小瀬田2015.9.)

帰化植物というべきか否か、微妙なラインのキンゴジカ。原産は東南アジアで全世界の熱帯から温帯まで広く分布・帰化しています。日本においては種子島屋久島以南に自生し、本州などに帰化している(国内外来種)という考えで、場所によって自生種であったり外来であったりするようです。同じ国内なのに、不思議ですね。一応、帰化植物図鑑には載っています。

英名は「teaplant」、葉をお茶の代用とするところもあるようです。実際民間療法の薬剤として強壮、強心、下熱、下痢止め、消化促進などに効果があるそうです。インドでは茎の皮から繊維をとるために栽培されていました。他にもハワイ島原産キンゴジカ属の「イリマ(学名:Sida fallax)」は花の径約3cmと大きく、オアフ島の島の花でレイにも使われています。世界は広し。

花の様子。

(屋久島町小瀬田2015.9.)

林縁や日当たりのよい道場などでまとまって見ることができます。

(屋久島町小瀬田2015.9.)

環境によって、根元が木質化して低木状になります。

(屋久島町志戸子2015.10.)

種の様子。

(屋久島町志戸子2015.10.)

一つの花で基本10個の種を作ります。(私の観察結果では9~11個程度の誤差がありました。)


<特徴>
・ 東南アジア原産の帰化植物で全世界の熱帯から温帯まで広く帰化。
・ 1年~多年草 
・ 花期は夏~秋、8~10月(沖縄では1年中)
・ 花は葉腋から、直径1.5cmの淡黄色の花を1~数個つける。花弁は5枚で杯状に配列。花柄は1~4cmと長い。
・ 高さ0.3~1m。茎は直立し、よく分枝して、低木状になる。
・ 葉は互生、長楕円形~菱状倒卵形、長さ1~5cm。葉先は鈍く、上半分に鋸歯がある。葉裏は灰色の毛を密生する。
・ 根は根は地中深く真っ直ぐ伸びて、草丈が30cm伸びた程度の茎でも、手で引き抜こうとすると両手でも難しい。
・ 果実は10個に分かれ、分果は2本の突起をもつ。 
・ 仲間 アメリカキンゴジカ(熱帯アメリカ原産)、ハイキンゴジカ。アメリカキンゴジカは葉の基部が浅い心形で托葉が線形、花柄が1cm以下。果実の分果は5個
・分布は外来として関東地方以西~九州南部以南、自生地として屋久島、種子島~沖縄
・生育地は荒地や道路端  


Posted by 野の花 at 16:50Comments(0)白・黄色奄美大島屋久島